第71回宮城県PTA研究大会遠田大会
実行委員長  中村 治

10月23日、美里町文化会館を会場に、県内各地より500名の会員の皆様にご参集いただき、第71回宮城県PTA研究大会遠田大会を開催できましたこと、心より感謝を申し上げます。

 本大会は「見つけよう!育てよう!地域の宝!」~ともに みがこう おらほの ダイヤモンド~を大会主題に掲げ、新型コロナウイルス感染症の影響により活動が制限される中でも大会の成功を目指し、大崎管内PTA会員が一丸となって協力し準備を進めてまいりました。

3年ぶりとなる対面での開催が本当にできるのか、大会当日までとても不安でしたが、素晴らしい秋晴れの中、多くの参加者の皆様が来場され賑わう様子を見て、大会の成功を確信し、遠田ならではの大会にできるように努めてまいりました。

基調講演では、こどもの育ちとあそびの専門家である、しみずみえ様を講師に迎え、「こどもの自分らしさを引き出す大人の関わり方」と題し、しみず様の豊富な知識と実体験を交えながら、素晴らしいご講演をいただきました。

新しいことに出会う「きっかけ」づくりを応援し、こどもの“好き”な気持ちを尊重するという、親として一番大切な姿勢を改めて教えていただきました。そして、こどもの一人一人の輝きを尊重するためには、そばにいる大人自身が自分らしく生きる姿を見せなければならないという言葉が、多くの参加者の皆様の心に響いたと思います。

また、アトラクションにおいては、優しく透き通ったハーモニーと、和太鼓の力強く心地良い音の協演により、遠田地域を代表する素晴らしい音色で大会に花を添えていただきました。

 今大会を通して知り合えた沢山の仲間と、大会の成功という一つの目標に向かいともに取り組めたこと、大人になってからでもこんなにも熱くなれるんだと実感できたこと、とても素敵な時間でした。

PTA組織の団結力と積極的な活動が、こどもたちの健全な未来につながると信じています。素晴らしい経験をさせていただき本当にありがとうございました。

結びになりますが、大会の運営において不慣れなため、何かと行き届かない所が多々ありご迷惑をお掛けしたと思いますが、今大会を開催するにあたりご尽力いただきました関係機関各位、そして多くのPTA会員の皆さまに心より御礼申し上げますとともに、県内PTA会員の皆さまのご活躍を心より祈念いたしましてお礼の言葉といたします。