会長あいさつ

宮城県PTA連合会

第33代会長 門間 浩泰

会長あいさつ

令和4年度宮城県PTA連合会会長を務めることになりました門間浩泰と申します。つたない面もあるかと思いますが、これまでのPTA役員の経験を活かしながら頑張ってまいりますので、会員の皆様一年間どうぞよろしくお願いします。

さて、コロナウィルスが世界的に蔓延し2年が経過しました。新しい生活様式にも慣れ、様々な感染対策により以前よりも制限が大分緩和されてきました。しかし感染者数は減少傾向ではあるものの、蔓延以前の状態に戻るまでは、まだ時間がかかるものと思われます。

子どもたちにとっても、様々な制限の中での学校生活は大変だったと思われます。工夫をしながら様々な行事に取り組んでいただいた先生方には心より感謝いたします。今年度は蔓延以前に近い形で様々な行事が開催され、心に残る思い出がたくさん作れるようにと願っているところです。

会員の皆様においても、コロナ禍によりPTA活動が思うようにできず、懇親を深めることが難しい状況に大変苦慮されていることと思います。今年度は制限も大分緩和されてきていますので、子どもたちのためだけでなく、自分自身のためにもそして周りの仲間のためにも、有意義な活動に取り組んでいただきたいと思います。

宮城県PTA連合会としても、一昨年度はほとんどの事業を中止いたしましたが、昨年度は人数を制限しながらの開催や、オンライン形式での大会や講演を開催いたしました。集客方式とは違って、オンライン形式の良い面もありましたが、工夫が必要な面もありましたので、この経験を今後の活動に活かして行ければと思います。

また、今年度の活動方針は、①「家庭からの心の教育」②「学校・家庭・地域との連携による志教育」③「教育課題の情報収集及び周知」の3つです。また、重点項目として①「いじめゼロを目指した活動」②「地域と連携した基本的な生活習慣の確立活動」③「研究大会を通じた会員の学びと親睦」と3つの項目を踏まえて、各地区としっかりした連携を取りながら進めてまいりますので、皆さんご協力のほどよろしくお願いします。詳しくはホームページに掲載しておりますのでご覧ください。

令和4年度が始まり、小学校は運動会、中学校は中総体が行われ、子どもたちが頑張る姿に、応援にも熱が入り結果に一喜一憂したのではないでしょうか。私も中総体の応援に行きましたが、コロナ対策により声出しができないため、心の声と拍手で応援しました。制限の無い通常の応援に早く戻りたいものですね。

応援と言えば、私たちは子どもたちの夢を応援する立場ですが、皆さんはドリームキラーという言葉をご存知でしょうか?人の夢や希望を邪魔することを指すようですが、意識型と無意識型があり、無意識型は親・先生・友人など身近な人に多い傾向があるようで、心配して発言してしまうために、気づきにくいと言われています。昨年の単位PTA会長会にお招きした青空応援団 平 了氏による講演の中で「子どもたちが描く夢に対し笑ったりしていませんか?スマホなどを見ないで話しかけている子どもたちと真摯に話し合っていますか?今の世の中は、夢を語ることが笑われるようになる時代です。その原因は我々にあるはず、もう一度原点に戻り、子どもたちの話を聞き、夢を応援しませんか?」と話されていました。

子どもたちに夢の話をされたときは、夢を叶えるためにアドバイスができる、そんな関係性を築いていきたいと思います。皆さんも愛する子どもたちの未来ために応援していきませんか。お互いに頑張りましょう。

第33代会長 門間 浩泰