会長あいさつ

宮城県PTA連合会
第34代会長 浅野 直美
会長あいさつ

宮城県PTA連合会の会員皆様には、日頃より本会の活動に深いご理解とご協力を賜り、心より感謝、御礼申し上げます。
このたび宮城県PTA連合会会長を拝命いたしました東松島市の浅野直美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

皆様におかれましては、長引くコロナ禍でも多方面で試行錯誤されながら、PTA活動を推進してこられたと推察いたします。振り返れば学校行事やPTA活動の自粛、制限を余儀なくされることもありましたが、こうした中でも温かい眼差しで子どもたちを支え続けてこられたことに対し、改めて深く敬意を表する次第です。

さて、新型コロナウイルス感染症も感染症法上の5類に位置付けられ、新たな段階に入り、新しい生活様式や多様な価値観が尊重される時代となりました。PTAに対する考え方も多様化していますが、私たちが地域や社会に育まれて成長して来たように、次は未来を担う子どもたちに愛情をつないでいく責任があると考えます。互いに支え合い、子どもたち一人ひとりの健全な成長を図っていくことがPTAの目的であり、共に理解を深め合いながら歩みを進めてまいります。

そして、私たち大人が過ごす時間とは異なり、子どもが子どもでいる時間はとても貴重です。小学校、中学校生活の1年、1日、今この瞬間は決して戻すことはできません。子どもたちの「今」を大切にして将来への糧となる実りある時間とするため、家庭・学校・地域の連携をより確かなものとし、社会全体で守り育てる環境づくりを推進していくことが重要と考えております。

宮城県PTA連合会では、本年度の活動方針に「地域ぐるみで育てよう、心豊かでたくましいみやぎ子」を掲げました。この実現に向け、目的意識と主体性をもったPTA活動の展開に努めてまいります。

どうぞ、引き続き「みやぎの子どもたち」に惜しみない愛情を授けていただき、私たちも「今」しかないPTAとしてのかけがえのない時間の中で、親子共々充実したものにしていければ幸いです。
「みやぎに生まれて良かった」と子どもたちが思えるような、より良い環境づくりに力を合わせてまいりましょう。

第34代会長 浅野 直美